当教団テレビ番組のBPO審議入りについての見解
7月10日(金)、ネットニュース等において、「民放8局で本年3月に放送された、当教団のテレビ特別番組『霊界探訪記~不滅なるものへの挑戦~』について、放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会が、放送倫理違反の有無を調べるため、審議入りを決めた」との報道がなされました。各所より問い合わせが来ていますので、以下のとおり当グループの見解を明記する次第です。
(1) BPOの発表内容の問題点
BPOは公式サイトで、同番組に「教団の主張を一方的に流す内容だ」とする意見が視聴者から寄せられたことで一定の調査を行った結果、「当該番組は番組と広告の識別がついておらず、視聴者が番組を広告だと誤解するおそれがあり、番組考査において放送局の自律性が守られていたのかなどの点について、放送倫理上の問題がなかったかどうかを詳しく検証する必要があると判断」したと、発表しました。
当教団は本件について、上記報道とBPOの上記発表以外には、直接には何も知らされておりませんが、当教団は2012年以来、14年間にわたり、同種のテレビ番組を合計28回、放映してきております。にもかかわらず、BPOが本年になって初めて本番組を審議対象として取り上げたことに、非常に違和感を感じます。さらに、「教団の主張を一方的に流す内容だ」とする意見があったことが審議入りのきっかけになったことを、わざわざ公式に発表したのは大きな問題であると考えます。
今回、指摘を受けた番組は「どのような心で生きることが幸福に繋がるのか」や「魂は永遠であるという霊的世界の真実」を知ることによって、この世での人生の意味が分かり、人間関係や将来への不安、そして避けることのできない「死」に対する恐れなどの悩みを解決するヒントをお伝えし、視聴者の皆様に幸福になっていただきたいという「公的な使命感」を持って制作したものです。
そもそも、宗教団体がスポンサーとなった宗教番組において、宗教の教えを講話の形で放送すること自体、憲法20条の「信教の自由」および21条1項の「表現の自由」で保障されていることであり、何ら問題はないはずです。それが「倫理」に反するおそれがあるから審議入りするという形であえて公式に発表したBPOの姿勢は、責任を問われるべきものです。
BPOの発表によれば、審議入りは、広告と本編との区別がつきにくいおそれがあることが理由とされてはいますが、そうであるならば、あえて「教団の主張を一方的に流す内容だ」とする意見がきっかけになったと明記する必然性はなかったと言わざるを得ません。それをあえて明記して、審議入りの動機を示したBPOの発表は、当教団の「信教の自由」に対する重大な侵害と言うべきものであり、その結果として、全国の数多くの信者のみなさまが信仰心を傷つけられていることを知るべきです。
(2) BPOの審議入りが地方局に与える「萎縮効果」
それにとどまらず、今回の審議入りそのものも、地方放送局が独自に番組考査を行い、自律的な判断のもとで放送を決定したプロセスに対する、過度の介入と言うべきものです。
第三者機関であるBPOが、本番組のような宗教や精神世界を扱う番組に関して、「番組と広告の識別がついていない」というような曖昧な理由で審議を行うことは、地方放送局(ローカル局)に対して、「宗教や精神世界を扱う番組を放送すると問題視される」という強い心理的圧迫による「萎縮効果」を与え、自主的な番組編成の権利を事実上奪うことになりかねないものと考えるべきであります。
そしてそれは、放送における多様な意見や見解の発信機会を奪うことにつながり、多様性の確保という放送法の趣旨にも反するものと言うべきです(同法4条1項4号参照)。
(3) 報道被害の問題
また、本番組の制作と放映は、誠実かつ適切に番組考査にあたられた地方放送局の担当部署のみなさまをはじめとする、数多くのみなさまの真摯なご支援とご尽力あればこそのことでしたので、上記ネットニュース等の報道が、報道機関によっては当教団の実名を見出しに用いるなど、あたかも“当教団に何か問題がある”かのようなトーンで流布されたことは、極めて遺憾です。
これら一連の報道により、「信教の自由」の一内容として保障される伝道活動に支障が出たことで、いわば「報道被害」が発生しております。また、本番組の制作にあたっては全国の数多い信者のみなさまがご支援くださっておりますので、これら多数のみなさまは、上記の報道によって深く信仰心を傷つけられて精神的な痛みを負っています。
(4)「商業広告」と同列に扱うことの不当性
当教団は、公益法人としての宗教団体であり、正しい心の教え(仏法真理)を、一人でも多くのみなさまに広めるべく日夜真剣に活動しております。そして本番組は、当教団の教祖である大川隆法総裁の教えを、映像化することで少しでも分かりやすく、視聴者のみなさまにお伝えするため制作されており、当教団の宗教的価値観や霊的世界の存在を通じた人生観を提示することで、現代社会における人々の心の救済を目指しております。
大川総裁は、その毎回の説法をそのまま活字に起こせば書籍となって読むことができる貴重な救世の教えを、これまで3500回以上も説き続けておられる、「仏陀」にして「救世主」です。その活字化された書籍の表紙を説法の際に示しているのは、商業的な書籍の販売を目的としているのではなく、「仏陀」にして「救世主」の教えを伝えんがためのものです。
大川総裁の書籍の表紙を番組の中で表示するということは、キリスト教で言えば聖書を、イスラム教で言えばコーランを示すことと同じく、宗教的に重要な意味合いがあります。
また、宗教団体は、会社などの営利企業と全く異なり、利益を上げてそれを分配するための組織ではなく、世の苦しむ人々を一人でも多く救うために活動している公益法人であり、その活動原理はまったく異なるものです。
放送業界が自主的に定める「放送基準」の中に、「番組と広告を識別し、視聴者が番組を広告だと誤解するおそれがないようにしなければならない」という趣旨のものがあり、営利企業が番組の中でCMを折り込んで少しでも売らんかなとするようなステルスマーケティングの番組を作ることが、放送倫理違反とされることがあるのかもしれません。しかしながらそうであったとしても、そのような営利企業の商業取引を対象とした基準を、上記のように人々の心の救済をめざす公益的番組にそのまま適用しようとするのであれば、それは根本的な誤りと言わざるを得ないものです。
(5) 最後に
なお、本番組は、信者のみなさまだけでなく、数多くの一般視聴者のみなさまがご覧になり、以下の代表例のとおり、多数の好意的な感想が寄せられています。
・「3月頃テレビでこちらの番組を見ましたが、大川総裁の言葉が心に刺さり、救われました。学校では学べない素晴らしいお話をテレビで放送されていることに大変感動しました。」(30代女性)
・「人間としての正しいあり方を番組で知り、おかげさまで人間関係が良くなり、本当に良い番組です。」(50代男性)
・「凄く心に響きました。大川総裁の言葉が凄く勉強になりました。」(30代男性)
・「大川さんの話はとてもためになります。」(80代女性)
・「総裁という方は優しそうな本当に品のいい方で、法話も立派で、すごくわかりやすく話してくれたので、スーッと頭に入ってきて、やぁ素晴らしかった。」(年代性別不明)
当教団は、これからも変わらず、正々堂々と、「仏法真理」(正しい仏の教え)を広め、一人ひとりの幸福を願って、この地上世界を仏国土ユートピアへと変えていく活動を展開してまいります。
2026年7月22日
幸福の科学グループ 広報局
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