他人の愛に対する感謝―大川隆法総裁 心の指針207―

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大川隆法総裁の書き下ろしである「心の指針」は、幸福の科学の布教誌月刊「幸福の科学」で連載されています。全国の支部でもポスターを掲示しており、幸福の科学の毎月の顔として、世間でも広く知られています。

月刊誌で心の指針を読みたい方は、月刊「幸福の科学」2022年3月号でもご覧いただけます。

今月の「心の指針」をもとに、「人から認められたい」という苦しみを「他者への愛」に変えていくためのヒントを、総本山・正心館 の堀内尚人館長に伺いました。

総本山・正心館館長 堀内 尚人(ほりうち ひさと)
1959年長野県生まれ。1989年、幸福の科学に奉職。常務理事等を歴任し、総本山の館長を10年以上にわたり務めている。2012年7月より現職。

今月賜った「心の指針」を多くの方が実践されたら、不幸が消えて幸福な世界が広がっていくと確信しました。本指針にあるように、「認められたい」と思って苦しんでおられる方も多いのではないでしょうか?

幸・不幸を分ける「心の法則」

数年前のことですが、どの職場でも上司に反発心が湧いて、転職を繰り返していた方が、総本山・正心館で研修(※1)を受けられました。その方は、ご両親が離婚したため、母子家庭で育ち、父親を恨んでいたそうです。それが研修のなかで過去を振り返った時に、ご自身の就職が決まった際、疎遠だったお父様が食事を御馳走してくれて、別れ際に、涙を流していたシーンを思い出されました。

父親に捨てられたと思って恨んでいたけれども、本当はお父様に愛されていたのだと気づき、感謝の涙が溢れてきました。するとそれを機に、不思議と上司とも円満な関係を築けるようになっていったそうです。

つまり、この方は「父親に愛されたい」という思いが、上司に対する「認めてほしい」という欲求にすり替わり、それが満たされずに反発を繰り返していたわけです。心は磁石のように同質のものを引き寄せるので、恨み心を持つと不幸を引き寄せ、これを感謝の心に変えていくと、幸福が引き寄せられるのです。

※1:その当時行われていた「『人間を幸福にする四つの原理』御法話研修」。

「感謝」から生まれる「幸福」

自分が他の人からいかに愛されているかに気づくには、大川隆法総裁が、経典『人を愛し、人を生かし、人を許せ。』 等で説かれている「愛の貸借対照表(※2)」をつけることや、一日の終わりに、人から与えられたことを「感謝ノート」に記していくことなどがお勧めです。さらに日頃から、優しい言葉や柔和な笑顔の「和顔愛語(わげんあいご)」や、小さな「与える愛の実践」をしていくと、自分が与えた愛が周りを幸せにしているという幸福感が湧き上がってきます。

本来私たちは神仏の子であり、神仏からすべてを与えられている存在です。その神仏の愛に気づくことで、「感謝」が生まれ、他の方々に「愛を与える自分」に生まれ変わることができるのだと思います。ともに「与える愛の人生」を歩み始めましょう。


本内容は、月刊「幸福の科学」第421号より転載し、編集を加えたものです。

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「総本山・正心館では、『もう一度、人生がやり直せたならばセミナー』を開催しています。精舎の霊的磁場のなかで、反省・瞑想を通して、自らの人生をやり直し、人生を理想的なものに変えていくための研修です。また、全国の精舎で開催している、『「メシアの法」公案研修(精舎用)』もお勧めです。メシアの愛を実感し、自らが他の人を愛していく、真に幸福な人生が開けます。」(堀内館長)

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