年齢の壁―大川隆法総裁 心の指針209―

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大川隆法総裁の書き下ろしである「心の指針」は、幸福の科学の布教誌月刊「幸福の科学」で連載されています。全国の支部でもポスターを掲示しており、幸福の科学の毎月の顔として、世間でも広く知られています。

月刊誌で心の指針を読みたい方は、月刊「幸福の科学」2022年5月号でもご覧いただけます。

今月の「心の指針」では、人がこの世に生まれてから、教育や経験を通して大人になっていくことの深い意味が示されました。幸福の科学の「百歳まで生きる会」の上田一博さんに、ご自身の体験を交えて本指針からの気づきを伺いました。

上田 一博 (うえだ かずひろ)

エル・カンターレ信仰伝道局 担当部長(百歳まで生きる会・シニア事業室担当)
1950年、岐阜県生まれ、72歳。千葉県庁で公害環境行政を担当する。91年、幸福の科学に出家。支部長、本部長、拠点開発局部長等を経て、2021年7月より現職。4人の子供と5人の孫を持つ。

人から学ぶことの大切さ

私は今月の指針を学ばせていただき、人間として真に成長して「大人になる」ためには、さまざまな経験や智慧(ちえ)を積んで「心のひだ」が深まり、人の気持ちが分かるようになることが大切なのだと感じました。

そこで有効なのが、周りに学ぶことです。私は若い頃、30代、40代、50代の先輩方の話を聞き、家に泊まりに行ったりして、仕事の仕方や家庭円満の秘訣を学びました。それが仕事の成功や良い家庭を持つことにつながり、本当に感謝しています。

でも、当時の私は唯物論者でしたから、成功したといっても自分の出世欲を満たしたに過ぎません。その後、36歳で大川隆法総裁の教えに出合い、「人は魂修行のために生まれてくる」と知ってから、本当の人生が始まりました。

仏の教えで壁を乗り越える

41歳で出家を許され、各地で支部長として活動してきましたが、人格の未熟さゆえに信者さんから苦情が出て、スタッフに降格になったこともあります。そんな時、経験豊富な法友が導いてくれました。

「上田さん、総裁の教えを学び直して、慢心の反省をした方がいいよ」

そこで改めて精舎研修や祈願を受けつつ六大煩悩(ろくだいぼんのう)(貪(とん)・瞋(じん)・癡(ち)・慢(まん)・疑(ぎ)・悪見(あくけん))の反省をすると、内心で「私は仕事ができる」「私は正しい」と思い込んでいる自分を発見しました。その自己中心的な心が、他の人に「なぜもっとやらないの?」と言う傲慢(ごうまん)な態度に現れていたのです。

(本当に申し訳なかったなあ・・・)

ここで私の“天狗の鼻”がバンと折れ、仏の教えに従って自分を正し始めました。すると次第に人との葛藤や誤解が解けて、理解し合える喜びが広がりました。これは人対人でこそ味わえる幸せで、機械やAIでは生み出せないものだと思います。

大川総裁は「年を取らなければ分からないこともある」「年配者の使命は大きい」と説かれています。そのお言葉を希望として、70を過ぎても未熟な私ですが、皆様と共に精進を続けていきたいと思います。


本内容は、月刊「幸福の科学」第423号より転載し、編集を加えたものです。

大人気の「心の指針」が掲載されている月刊「幸福の科学」は、定期購読もできますので、ぜひご利用ください!

年を重ねるほどに充実した人生を創造していく秘訣!

「他宗の方を幸福の科学にお連れすると、『皆さん、若いですね』と驚かれます。幸福の科学では『魂は永遠』と教わりますので、皆さん肉体年齢を“超越”して若々しくなるんですね。本書では、あの世にも続く幸福な人生を送る智慧が学べます」(上田さん)

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