優しすぎる社会―大川隆法総裁 心の指針219―

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大川隆法総裁の書き下ろしである「心の指針」は、幸福の科学の布教誌月刊「幸福の科学」で連載されています。全国の支部でもポスターを掲示しており、幸福の科学の毎月の顔として、世間でも広く知られています。

月刊誌で心の指針を読みたい方は、月刊「幸福の科学」2023年3月号でもご覧いただけます。

今月の「心の指針」では、仏法真理から観た現代社会の問題が示されました。「優しい社会ではなく、優しすぎるところに問題が生じる」と指摘する、ハッピー・サイエンス・ユニバーシティ 未来創造学部ディーンの泉聡彦氏にお話を伺いました。

泉 聡彦(いずみ としひこ)

ハッピー・サイエンス・ユニバーシティ(HSU)未来創造学部 ディーン

1971年東京都生まれ。東京大学法学部第3類卒業、国家公務員Ⅰ種試験合格。94年、幸福の科学に奉職。「ザ・リバティ」編集部、幸福の科学学園、精舎館長等を経て、2016年より現職。

"優しすぎ"が危険な理由

今月の指針を拝読して、これはまさに「今の日本そのもの」だと感じましたし、「地獄への道は善意で舗装されている」という言葉が浮かびました。しかし「なぜこれが地獄への道なのか」は、多くの人々に非常に理解されにくいことだと思います。

この問題は、まず「優しすぎる社会」は国の予算が拡大して財政赤字をもたらし、いずれ国家が成り立たなくなる、ということが言えます。そうした国は税金が重くなりますし、「国民の情報が必要だ」ということになり、マイナンバーのように情報が一元化されて全部政府に握られて、結局は中国のように自由がなくなってしまうので大変危険です。

もう一つは「人生の意味」に関わることです。大川隆法総裁が説かれているように、人間がこの世に生まれるのは「魂の修行をするため」です。ですから「努力してもしなくても、国が救ってくれる」という悪平等の社会になると、修行の意味がなくなるばかりか"魂の堕落"につながってしまうのです。魂が堕落する社会は、霊的に観れば"地獄"です。

「信仰と自助論」が変革の鍵

もちろん最低限の社会保障は必要ですが、日本は「優しすぎる社会」ゆえにどんどん衰退し、世界から「日本病」とまで言われ始めています。これを立て直すには、やはり、本指針で示された通り「信仰と自助論から再出発する」しかありません。

こうした根本的な話は既存の政党などは語れませんので、大川総裁の『地獄の法』 『小説 地獄和尚』 をはじめとする書籍をお読みになって、「神仏の眼から観て何が正しいのか」を学んでいただきたいと思います。基本的には、国も個人も原則に戻って「収入の範囲内でやっていく」ことが大切ですし、多くの人が人生の意味に目覚めて勤勉に努力し、「もらう側」でなく「貢献する側の人生」を歩んでいくことが重要です。

本指針は、"地獄への道"を進んでいる人類に対する「仏の慈悲の一喝」です。共に、宗教的真理を学び、正しい道を歩んでいきましょう。

HSU未来創造学部は、未来社会のモデルを探究・創造しています

HSU(ハッピー・サイエンス・ユニバーシティ)東陽町キャンパス

「社会保障費と財政赤字の問題は非常に根深く、表面的な政策だけでは世の中は変わりません。社会変革のキーワードは『信仰と自助論』です。HSU未来創造学部では、この理念をどのように伝え、理想の未来を創造していくかを大きなテーマの一つとして探究しています。志ある方は、ぜひお越しください」(泉ディーン)

本内容は、月刊「幸福の科学」第433号より転載し、編集を加えたものです。

大人気の「心の指針」が掲載されている月刊「幸福の科学」は、郵送にて最新号をお届けします。ぜひご利用ください!

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