大川隆法総裁の書き下ろしである「心の指針」は、幸福の科学の布教誌月刊「幸福の科学」で連載されています。全国の支部でもポスターを掲示しており、幸福の科学の毎月の顔として、世間でも広く知られています。
月刊誌で心の指針を読みたい方は、月刊「幸福の科学」2023年5月号でもご覧いただけます。
今月は、私たちが「心」の存在を知り、本当の自分に気づくための導きの言葉が語られました。心とは"無縁"な物理学の研究職から、幸福の科学の出家者となった新宿精舎の鈴木千尋館長に、実体験を踏まえて心の修行のヒントを伺いました。
新宿精舎 館長 鈴木千尋(すずき ちひろ)
1971年、東京都生まれ。名古屋大学大学院 理学研究科 素粒子・宇宙物理学専攻。2002年、幸福の科学に奉職。支部長、HSU、指導研修局等を経て、2022年11月より現職。
心が見えないと自己中に…
今月賜った指針には、今の世の中に足りないことが詰まっていると感じました。普通の学校では「心」について教わらないので、非常にネガティブな感情で行動してしまう人も多くいますが、それでは人生のどこかで壁にぶつかってしまいます。
私は物理学の研究者だった頃、非常に頭のいい教授や科学者が、何と言いますか、人を騙したり、蹴落としたり、喧嘩したりする姿を見て、「ひどいなぁ」と思うことが多かったんです。すると自分の心も荒んでいくので、書店で大川隆法総裁の経典や御講演テープ(当時)を買って、教えを学び、心の波立ちを静めていました。
その後、幸福の科学に入信し、信者の科学者の方々に出会うと、皆さんとても温かくて、「心の教えを学んでいる科学者は違う」と驚きました。
やはり、頭脳が優秀でも、「人の心」が見えず、「心の善悪」が分からないと、どうしても"自分中心"の生き方になってしまうのだと思います。
心の修行で見えてくるもの
では、「心」が分かるようになるには、どうしたらよいのでしょう。
まず、普段から自分が何を考えているのかを意識して考え、毎日少しでも心を見つめる時間を取ることが大切です。また、大川総裁の『心に目覚める』等の経典を読まれると、心についての理解が進むと思います。
私自身は、入信後に、よく精舎に通って研修を受け、そのなかで徐々に、自分の心の中にどんな感情や思いがあるのか、その気づきが深まり、反省が深まっていきました。ある時、精舎研修に参加して宿泊すると、夢に化学式が現れて、行き詰まっていた研究の課題が解け、それが博士論文につながったんです。そうした体験から、知性・理性で考えるだけでなく、心を調和して悟性を磨き、天上界のインスピレーションを受けられるようにならなければ、突破できないものもあるのだと実感しました。
人は、心の修行によって、感情のレベルを超えた「本来の自己(仏性)」を発揮することができます。ともに、その方法を学んでいきませんか。
心を見つめて神仏と相対峙する『祈りの時を求めて』特別研修
「全国の精舎で4月から始まっている『「祈りの時を求めて」特別研修』では、自分の心を真剣に見つめながら、主エル・カンターレへの祈りを実修していきます。また、新宿精舎で開催している『実践・日々の「仏説・八正道」研修』は、毎日の反省を続けていくための基本が学べます。ぜひ、ご参加ください」(鈴木館長)
本内容は、月刊「幸福の科学」第434号より転載し、編集を加えたものです。
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