【 本日のお悩み相談 】
おばあちゃんが亡くなって一週間経ちます。まだ実感がないです。喉頭癌で3ヶ月ほど声が出ない状態でそのまま亡くなってしまいました。病院に行くにも声がでないから目で訴えかけるだけ。なにも話せず終わってしまいました。おばあちゃんの声が聞きたいです。おばあちゃんはまだ近くにいるのでしょうか。どうか、ご回答お願い致します。(20代女性からの質問)
幸福の科学職員 回答者:与国秀行/高宮富貴/神野杏奈(※高ははしごだか)
神野:20代の女性からの質問です。
高宮:つらいですよね。おばあちゃんから優しくしてもらって、とっても愛されてたんだなって。本当に思い出がいっぱいあった方だったんだろうなっていうのを聞いていて思いました。
与国:最後お話ができなかったっていうのが余計つらいですよね。確かに、宗教とかで死や死後の世界について学んだことがないと、何もわからないですもんね。
高宮:どう受け止めていいのかとか、この気持ちをどう処理したらいいのかとか…。
神野:そうですよね。ずっと話せず目で訴えかけるだけで、おばあちゃんがどう思っていたのかもわからなくて、そのまま亡くなってしまったということなので…。
このあとおばあちゃんがどうなってしまったのか心配だということですが、実際人が亡くなったらどうなってしまうのかというところについて、今日はお話ができたらいいなと思います。
死後24時間はまだ肉体と魂が繋がっている状態
神野:まず一般的なプロセスのところをお願いいたします。
高宮:医学的には心臓が止まった時点で「医学的な死」を迎えますが、幸福の科学や宗教の世界では、「肉体的な死」を迎えてから約24時間は、肉体と魂がまだつながっているといわれています。それが霊子線(シルバーコード)と言われるもので、24時間つながっているといわれています。
そしてお通夜、お葬式が終わった後に火葬場に連れていくわけですが、魂となった本人が実際にそういったものを見ることによって、「自分は死んだんだな」と確認する。そのためにも葬儀があるというふうに学んでいます。

与国:心臓が止まったっていう話もありましたけど、最近問題になっている脳死問題もあるじゃないですか。
高宮:(脳死状態では)心臓は止まっていないですもんね。
与国:心臓が動いているのに脳が止まっていて機能がないから、それを死と判断してたまに焼いてしまうというのもありますけど、実際は生きているわけですよね。
経済的な理由とか宗教的な理由からすぐに焼き場に持って行ってしまうというのがありますけど、私たちの教えでは、「医学的には死と判断されても霊的には生きている」ということを、大川総裁の教えによって学んでいますよね。
葬儀や四十九日の霊的な意味とは
高宮:お葬式が終わったあと、四十九日があります。霊的に何を意味しているのかというと、だいたい霊は四十九日ぐらいはこの世にとどまることを許されています。
個人の悟りの段階にもよりますが、その間に"導きの霊"といって、先に天国に還った縁のある方だとか、天使などがお迎えに来て「あなたはもう亡くなったんですよ」と霊界(あの世)に案内してくださいます。
それまではふわふわと家族のところに行ったりとか…。
神野:自分のご縁のある方のところに行ったりとか。
高宮:そうですね。お礼参りといいますか、近くにいらっしゃるということを聞いたりはしています。
神野:おばあちゃんがまだ近くにいるんですかという質問ですが、まだ亡くなってから一週間くらいなので、親族の近くにいる可能性は高いと思います。
亡くなった人を導くのも天使の仕事
与国:おばあちゃんがどういう宗教心をもっていたかも大事ですね。
キリスト教の信仰を持っていると天使や牧師さんとかが来ると教えていただいていますし、あるいは仏教であったらお坊さんが来たりとか、神道だったら神道系の方が来たりとか。
宗教をやっていればこそ、その宗教に属している方々が導きの霊として来てくださるけど、まったく宗教的なものを学んでいない場合や、どこにも属していない場合は、誰が行ったらいいか分からないということがあります。
また、現代では本人が死後の世界を信じていないと、死んだことが分からない、死んだことに気が付けないということもあります。
神野:幸福の科学が制作しているアニメーション映画『永遠の法』 では死後の世界(霊界)について描かれています。
作中では、自分が死んだことに気がつかず迷っている霊に対し、導きの霊が「あなたはもう死んだんですよ」とお伝えしているシーンがありますので、ご紹介いたします(動画6:35ごろ)


「地上では今、自分が死んでも霊であることが理解できずにパニックになる人が増えているの。死んだ場所や家族に憑りついて、迷惑をかける人たちもたくさんいるわ。そういう人たちを説得するのも天使の仕事。」
神野:いかがでしたでしょうか。天使たちが亡くなったご本人の認識に合わせて、その方に合った導きをしているということです。
与国:おもしろいですよね。天使たちも方便というか、お医者さんや看護師の格好をして、脈をとって、「あれ脈がありませんね」「脈がないってことは?」とか、一生懸命優しく教えて導いているっていうのは非常に暖かいなと思いますね。
神野:たしかに、天使の姿で現れていると分かりづらいからということですよね。
霊界では、生前の肉体の苦しみから解き放たれる
与国:この質問を送ってくださった方にお伝えしたいことは、おばあちゃんとは話もできなかったということですけど、天国に還ったらみんな自由自在なんですよね。
『永遠の法』の映像の中で話をしている女神はヘレン・ケラーですが、ヘレン・ケラーはあの世では目も見えて、耳も聞こえて、自由自在に過ごしている。
天上界は何の苦しみもない、自由自在な素晴らしき美しき世界。そういうところに私たち人間は死後、還ることもできる。
「神仏の御心(みこころ)に適った人生を送ることによって、そういった世界に還っていくことはできるんだ」っていうことは知っていただきたいなと思いますね。
神野:この質問をくださった20代の女性のおばあちゃんは、喉頭がんで3ヵ月くらい苦しんで亡くなったということだったので、まだその苦しみから解放されてないのかなと不安に思われるかと思うんですけれども、霊体になったら魂は健全な状態に戻っていくという真実があります。
高宮:肉体の苦しみから解き放たれて、きっと今はおばあさんも元気な姿になっているんじゃないかなと思うので、その点は安心していただきたいなと思います。
与国:何よりも愛し合う者を分かつことはできません。夫婦であれ友人であれ孫であれ、愛し合う者同士を引き裂くことはないので、必ず再会の時がありますよね。
神野:そうですね。
高宮:わたしの知り合いの方ですが、おじい様が亡くなって、お葬式に出た翌日に、おじい様が枕に立ってくださったみたいで。
その方は幸福の科学に入信もしていて、霊的世界も信じていた方だったからだと思うんですが、夢の中で「お葬式をしてくれてありがとう」という最後のあいさつをしてくれたということを聞きました。
やっぱり霊感があったりとか、霊夢というんですかね。夢を見てるんだけど実際に霊界で亡くなった方と夢の中で会ったり、お話をしたりできることもたまにはあると聞いています。
私は結構忘れちゃうタイプなんですけれども(笑)、そういうこともありますので、いつか夢で逢えるかもしれないですね。
神野:最後に大川総裁の心の指針を紹介して終わりたいと思います。(動画11:00ごろ)
大切な人との縁は今世限りの縁ではない
神野:今回はおばあちゃんと話せないまま別れることになってしまって、すごく後悔もあると思いますし、おばあちゃんがどうなったのかなっていうのはすごく心配だと思うんですけれども、来世や死んだ後の世界でまた会うことはできますし、その時にはお話ができると思いますので、そのことを心の支えとして、今を生きていただけたらいいなと思います。
与国:質問をくださった方に幸福の科学の教えを学んでいただいて、幸福の科学の支部や精舎で供養をしていただきたいなと思います。
供養は一般の方ではなかなか難しいところもあると思います。宗教的なことを学んでいる支部長がいますので、幸福の科学の建物である支部や精舎でアドバイスをいただいて、正しい供養というものをしていただきたいなと思いますね。
神野:いま与国さんからご紹介がありましたが、幸福の科学では本格的な供養をしております。
幸福の科学で三帰誓願(さんきせいがん)※をし、信者になったらいただける『正心法語(しょうしんほうご)』という経文があります。
こちらは正しい生き方、どうやったら神様の心にかなった生き方ができるのかがお経という形で説かれていて、正心法語を読み上げると先祖の供養にもなります。
もう一つ、三帰誓願した方がいただける『祈願文(1)』という経文の中に『仏説願文 先祖供養経』というものがあります。こちらも亡くなった方があの世に正しく還っていくための教えが説かれていますので、こちらを読み上げることを通して、おばあさまに正しい導きを示すことができますので、ご紹介させていただきます。
本日はご視聴まことにありがとうございました。
※三帰誓願…三宝帰依を誓う儀式のことです。仏(仏陀=大川隆法総裁)・法(仏の説く教え)・僧(仏弟子の集う集団とそのルール)の三宝に帰依することを誓います。三帰誓願式は、幸福の科学の精舎・支部・拠点などで受けることができます。
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主エル・カンターレ、大川隆法総裁は、「どのような心で生きた人が、天国に還るのか」「地獄から天国に上がるには、どうすればよいのか」など、私たちが、この世でもあの世でも正しく幸福に生きるための教えを、数多く説いてくださっています。
すべての人の幸福を願われる、主エル・カンターレの教えから、「正しい供養」のあり方を学んでみませんか?
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