人生を導く光の言葉「心の指針」
2005年1月号より連載してまいりました 月刊「幸福の科学」巻頭言「心の指針」(237篇)は、現代に生きる人々に、「人生の意味」や「悩み解決のヒント」を伝えるため、人類を創造された根本仏である主エル・カンターレ 大川隆法総裁が直筆にて書き下ろされた、まさに「人類の至宝」です。
その普遍的な人生の指針は、数多の人々の心を救い続けています。
今後も、共に「心の指針」を学び、心の世界を探究してまいりましょう。
2005年1月号より連載してまいりました 月刊「幸福の科学」巻頭言「心の指針」(237篇)は、現代に生きる人々に、「人生の意味」や「悩み解決のヒント」を伝えるため、人類を創造された根本仏である主エル・カンターレ 大川隆法総裁が直筆にて書き下ろされた、まさに「人類の至宝」です。
その普遍的な人生の指針は、数多の人々の心を救い続けています。
今後も、共に「心の指針」を学び、心の世界を探究してまいりましょう。
時々、なぜキリスト教が世界宗教になったのか、不思議に思うことがある。わずかばかりの弟子にさえ裏切られて、最大の辱めを十字架上で経験する開祖。
人の心のあり方は、健康に左右されやすい。寒くても愚痴り、暑くても愚痴り、勉強や仕事が進まないことを、環境や身体のコンディションのせいにする。
鎌倉時代には、単純化された仏教がはやった。ただ「坐る」とか、ただ「南無阿弥陀仏」を称えるとか、ただ「南無妙法蓮華経」を称えるとかだ。
心の指針の①を書いた時、私は、四十七歳の六月十二日を迎えていた。その『一条の光』という小文は、前月に大病をし、遺言のつもりで書き始めたものだ。
壮年期、晩年期になると、髪を梳るように、親しかった人が身の回りから、一人、二人、三人と消えていく。いつかしら、彼らが思い出の中にしか、生きていないことに気づく。
同じ家庭として過ごした親子なのに、どうして気立ても、才能も違っていくのだろうか。魂の違いといってしまえば、それまでなのだが、どうしても、この世では親子の秩序が、優先するような気がして、納得がいかないも...
私の若い頃には、まだ、乗り合いバスには、運転手と車掌がいた。車掌が女性の時には、まるで、夫婦でお店を営んでいるようで、ほほえましかった。
若い頃には、頭のいい人や、お金持ちや、家柄のいい人や、スタイルのいい人、そして、美しい人に対して、嫉妬の念を押さえるのは、とても難しく感じた。頭ではわかっているのに、心では恵まれすぎている人たちに、競...